ABOUT COCOROMISOCOCOROMISOとは

COCOROMISO

記憶にのこる
”ごちそうさま”を醸す

白く立ちのぼる湯気からは、
やわらかな麹の香りがする。
これから訪ずれる
あたたかな時間を予感させる、
いい匂いだ。

誰かのため、自分のため、大勢で、
ひとりで、ゆっくりと、急いで、
どんなシーンであれ、
作るひと、食べるひと、
その両方が幸せになる時間を
COCOROMISOは支えたい。

COCOROMISO
神は細部に宿る

神は細部に宿る

一般的なお味噌は2,3ヶ月の熟成が必要となるので、多くの醸造会社は一回の仕込みで1トン〜10トンもの味噌を仕込みます。 しかし、私たち石元淳平醸造は一回の仕込みで250キロ程しかCOCOROMISOを仕込むことをしません。それはなぜかというと、味噌を作る素材はシンプルで工程もそれほど多くありません。しかしそのシンプルな工程の中で一つ一つの作業にどれだけ丁寧に想いを込めてできるか大切だと考えています。

大豆や麦を浸水する際の細やかな選別

大豆や麦を浸水する際の
細やかな選別

麦に麹菌を付着させる際、蒸した麦の隅々まで人の手でかき混ぜ、対話するように麹菌を行き渡らせていきます。 全ての作業の中で、きょうの状態はどうだろう。おいしくなってよ。と想いを込めCOCOROMISOを造り上げていきます。その小さな積み重ねがたくさんの人に愛してもらっているCOCOROMISOの真髄だと考えています。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ1 COCOROMISOの作り方 ステップ1
    1.

    国産の裸麦を水に浸す。麦が十分に水分を吸い込んだら、蒸し器に入れて蒸し上げていきます。蒸し器から出した麦はプリップリでそれだけでも美味しいです。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ2
    2.

    蒸した麦を温度調節のできる機械に入れ、上から麹菌をふりかけていきます。この麹菌と麦の関係をうまく作ってあげることが最高のCOCOROMISOへ繋がります。全体に麹菌が行き渡るように丁寧に混ぜ合わせてあげ、温度を調節し一定時間寝かせます。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ3
    3.

    出来上がった麦麹は麦の周りにふわふわとした毛のようなものが付着し、麦同士が菌によってがっちり固定され、片手では溢れるくらいの塊となってごろごろとでてきます。その塊をみると、「ちゃんといい関係を作ってあげられた…!」と安心します。その後に塩をふり全体にまぶしていきます。この作業は塩止めと呼ばれ、菌の繁殖がこれ以上進まないようにするために行います。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ4
    4.

    国産大豆を水に浸す。その際に傷んでいる大豆などを丁寧に確認し除いていきます。乾燥した大豆はぐんぐん水を吸い込みます。COCOROMISOの大豆の香りを左右するのは水分量の調整がとても重要になってきます。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ5 COCOROMISOの作り方 ステップ5
    5.

    十分に水を吸い込んだ大豆を蒸気で蒸します。機械からは勢いよく蒸気が吹き出して、たちまち工場全体が白く、美味しそうな匂いでいっぱいになります。蒸してツヤツヤした大豆を機械でミンチ状にし、麦麹と混ぜ合わせていきます。

  • COCOROMISOの作り方 ステップ6 COCOROMISOの作り方 ステップ6
    6.

    あわせたCOCOROMISOを樽に空気が入らないように詰めていき、熟成具合を図るためのにっこりマークを描いて完成です。蓋をして、重しをして1ヶ月半〜熟成をさせてCOCOROMISOの完成となります。

麦味噌とは

味噌には大きく3つあり「麦味噌」「米味噌」「豆味噌」があります。
その中で大豆に麦麹を入れたものが麦味噌と呼ばれており、主に九州や中国地方で盛んに作られています。かつてはお米があまり採れない地方であり麦を主原料にして味噌を作ったと言われています。
鹿児島では「田舎みそ」とも言われており、おばあちゃんの家に行くとよく作っていたりして、実家ごとに少しづつ味が違いそれぞれの好みがよく現れます。麦味噌は原料に大豆と麦を使うこともあり、食物繊維やβグルカン、アミラーゼなどが多く含まれます。

メッセージ

作る人の力になりたい

COCOROMISOは料理の主役になりたいと思っていません。 料理を作ってくれる人がいるからこそCOCOROMISOはあり続けられます。 その全ての作り手たちのためにCOCOROMISOは存在したい。 麦味噌本来の味は残しつつも、主張が強くならないよう、塩分濃度を一般的な味噌に比べて落としています。 そのため味噌汁だけではなく、ソースやあえもの、多くの料理の味付けなどにご使用いただけます。

COCOROMISO 商品一覧

COCOROMISO LOVER
〜COCOROMISOを愛している人たちの声〜